内容は、イラストレーターの大橋さんが、なぜ雑誌をつくることになったのか、どうやって作ったのか・・・を追いつつ、雑誌作りの過程を紹介。そして、その内容が雑誌一冊となってついている。タイトルは『付録・アルネのつくり方のアルネ』。いいネーミング。
・・・というのがダイジェストなのだけど、「買わずにはいられなかった」のは、アルネファンだったからという理由じゃない。読んでいて、大橋さんの「雑誌が好き」「こんな雑誌が読みたい」という気持ちが伝わってきたからだ。
このスクラップブックは、アイディアソースとして読み返すだけでなく、編集作業自体にも生かされていた。
アルネは、きっといろんな理由があって終了したと思う。でも、2002年の秋から約7年の間、アルネが発行されていたことは、この時代を語るのに欠かせない。それだけの雑誌だったと思う。
大橋さん、ありがとうございました。
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