沢尻エリカの話をしていたら、最近ドラマ出てたよね?なんて流れになり、先輩に借りた原作・有吉佐和子『悪女について』がおもしろくて、一気に読んだ。謎の死を遂げた女性実業家について、元夫、愛人、使用人、家族が語った証言集という構成がツボ。あるものは聖女といい、あるものは売女とののしる。間違いなく詐欺師なのだが、人を引き込み信じさせる天性のストーリーテリングにはほれぼれするし、空恐ろしくなる凄みがある。いったい何股をかけて、すべての男と周囲の人間をだましていたのか、相関図とか時系列にまとめたチャートが見てみたい。
それにしても沢尻エリカか。なんだか丸っこい躰なイメージだから悪くないけど・・・なんて思ってたけど、画像ぐぐると結構いいかも。
1978年版のTVドラマも気になる。主演・影万里江って、名前に影ありすぎ!(浅利慶太の二番目の奥方らしい)
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