実践的に明らかにしていったと
僕は信じております
ヤン(富田)さんの『フォーエバーヤン』の冒頭でサンプリングされているこの声が、たしか著名な学生運動家だったはず・・・それくらいしか学生運動への知識は僕にはない。ひょんなことから先輩が全共闘マニアということがわかり(史実としてです)、急に興味を持って、借してもらった写真集がこの本。
写真学校を出たばかりの著者が、運動の内部に出入りし撮影した、まさにドキュメント。だから、いわゆる闘争の熱気あふれる写真もあるけれど、封鎖された東大のコミューンとしての日常が収められてるのがいい。日本史に残るような闘争のど真ん中では、こんな「暮らし」があったんだなと。政治とか抜きにして、当時のファッションにしびれたりしてしまう。
冒頭の声の主、山本義隆が寄せた原稿を読むと、当時の記憶は今もなお鮮明で、体制が犯した虚偽や罪を追及する姿勢はなんら変わりない。もしかしたら、写真にあるような闘争と日常のバランスがただ逆になっただけなのかもしれない。そんなことを思った。
ヤンさんは、「東大ポップゼミ」という講義形式のイベントで、こう話していたという。
「山本義隆に憧れているような少年だった」
「ロックにマネージャーはいらない。
革命家だから(笑)、ジャケ写でもヘルメットを被った」
9時近くになり、守衛さんが鍵を閉めに来るといわれ、
「東大だし、このまま立てこもろうか」。
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